視覚記憶テストのしくみ
各レベルの始めに、いくつかの四角が約1秒間光ります。そのあと、盤面は空白になります。光っていた四角を、順不同ですべてタップしてください。
レベル1は、3×3の盤面に3つの四角を表示します。レベルが進むごとに四角が1つ増え、盤面も最大7×7まで大きくなります。まちがえてタップしたところは、赤で示されます。1つのレベルで3回まちがえるとライフが1つ減り、同じレベルの新しいパターンになります。ライフを3つすべて失うと、テストは終了です。
スコアは、クリアした最高のレベルです。
視覚記憶の良いスコアとは
| クリアした最高のレベル | 評価 |
|---|---|
| 13以上 | 非常に優秀 |
| 11〜12 | 優秀 |
| 9〜10 | 平均より上 |
| 7〜8 | 平均 |
| 5〜6 | 平均より下 |
| 5未満 | 練習しましょう |
2種類の短期記憶
1974年に、心理学者のアラン・バドリーとグレアム・ヒッチは、ワーキングメモリはひとつの貯蔵庫ではないと提唱しました。彼らのモデルには、言葉による情報を扱う部分と、視覚と空間の情報を扱う部分が別々にあります。視覚の部分は、視空間スケッチパッドと名づけられました。
この区別があるので、このテストは数字記憶テストとまったく違う感じがします。数字なら、頭の中で並びを繰り返せます。四角のパターンには、唱えるものがありません。イメージを保たなければならず、イメージは整理しないと、すぐに薄れます。
2つの能力が、いつも一致するとは限らない理由でもあります。7桁を超えると苦戦する人が、12個の四角は楽にこなすことも、その逆もあります。
たくさんの四角を覚えるコツ
四角ではなく形で見る。 3つ並べば線、4つかたまれば箱です。L字、T字、斜めなどです。10個の四角が、3つの形でしかないこともあり、3つの形なら保つのは簡単です。
端と角を目印にする。 縁にある位置は、真ん中に浮かんでいる位置より、場所を特定しやすいです。まずどの角が光ったかを覚え、残りはそれを基準に埋めていきます。
盤面全体を見る。 視線を中央付近に置いて、パターンをひと枚の絵として取り込みます。四角から四角へ視線を飛ばすと、短い表示時間をむだにします。
自信のないものから押す。 盤面が空白になったらすぐ、最も自信のない四角を、イメージが新鮮なうちに置いてしまいます。わかりやすい形は、1秒後でも残っています。
ただのミスを使う。 1つのレベルでの2回のまちがいは、何も失いません。最後の四角で迷っているなら、慎重に推測してかまいません。
盤面が大きくなる理由
盤面が大きくなると、2つのことが起こります。四角を増やせることと、それぞれの位置を特定するのが難しくなることです。まぎらわしい隣のマスが増えるからです。3×3の盤面なら、どの四角も端か中央です。6×6の盤面では、ほとんどの四角が真ん中のどこかにあり、1マスずれるのが典型的なまちがいです。
視覚記憶が役立つ場面
地図をちらっと見てからその道を歩くとき、チェス盤の駒の位置を覚えるとき、ページ上で読んでいた場所に戻るとき、ゲームで他のプレイヤーがどこにいるかを把握するときに、この種の記憶を使っています。順序も加えたいなら、シーケンスメモリーテストやチンパンジーテストをどうぞ。