単語記憶テストのしくみ
単語が表示されます。今回の実行でまだ出ていない単語なら新規、すでに出た単語なら見たを選びます。すると次の単語が出ます。
最初の数問は、ほとんどが新しい単語なので簡単です。そのうち繰り返しが混ざり始め、頭に入れておくべき単語のリストが毎回増えていきます。まちがえるたびにライフが1つ減り、ライフは3つです。
キーボードでは、「見た」にS、「新規」にNのキーが使えます。
単語記憶の良いスコアとは
| スコア | 評価 |
|---|---|
| 120以上 | 非常に優秀 |
| 70〜119 | 優秀 |
| 45〜69 | 平均より上 |
| 25〜44 | 平均 |
| 12〜24 | 平均より下 |
| 12未満 | 練習しましょう |
1回正解するごとに1点なので、スコアは、覚えた単語の種類の数より高くなります。結果画面には、終了時に追っていた異なる単語の数が表示されます。
思い出す力ではなく、見分ける力
記憶をテストする主な方法は2つあります。再生は、何もない状態から答えを出させるもので、買い物リストを記憶だけで書き出すようなものです。再認は、項目を見せて、前に見たかどうかを尋ねます。このテストは後者で、心理学ではこの形式を連続再認課題と呼びます。
再認は再生より簡単なので、ここでのスコアが数十にまで届くことがあります。一方で、関連のない単語を、思い出して並べられるのは、多くの人で約7語です。ただし、再認には独自の落とし穴があります。進むにつれて、どの単語もうっすら見覚えがあるように感じられ、「2分前に見た」と「日常生活で知っている単語」を区別しなければなりません。
時間がたつほど難しくなる理由
最初のほうの単語は短期記憶にあり、確認が簡単です。20〜30問をすぎると、それらは新しい単語に押し出されてしまい、長期の記憶から引き出す必要があります。記憶の研究者は、この混み合う現象を干渉と呼びます。新しい項目が古い項目の想起を難しくし、逆もまた起こります。
似た単語は状況をさらに悪くします。先に「港」を見ていたとき、新しく出た「いかり」という単語が、意味のつながりから見覚えがある感覚を生むことがあります。この種のまちがいはよくあり、記憶の研究でも十分に報告されています。
高得点を取るコツ
絵にする。 新しい単語が出たら、0.5秒ほど、そのものを思い浮かべます。テーブルの上で火のついたランタン、のようにです。イメージは、単語の音だけよりも、あとで見分けやすくなります。
単語をつなげる。 新しい単語を、前の単語と一緒に、続いていく場面や物語に入れます。単語が戻ってきたときに、その場面もよみがえります。
一度だけ唱える。 単語を声に出さずに発音すると、視覚の記憶に加えて、もうひとつの記憶の痕跡ができます。
急がない。 制限時間はありません。ライフを失う最大の原因は、見覚えがあるだけの単語に、素早く答えてしまうことです。
はっきりした記憶は信じ、あいまいな記憶は疑う。 自分が作ったイメージを思い出せるなら、それは「見た」です。なんとなく知っている気がするだけなら、「新規」のことのほうが多いです。
日常生活の中の言葉の記憶
会議の最初に聞いた名前に気づくとき、ある段落をもう読んだとわかるとき、外国語の単語が前にも出てきたと気づくとき、同じしくみが働いています。単語ではなく数字の記憶を試したいなら、数字記憶テストをどうぞ。位置の記憶なら、シーケンスメモリーテストがいちばん近いです。